昔は爪のおしゃれと言ったらマニキュアくらいでしたが、ここ10年くらい前から手のネイルをする女性が増えてきた印象があります。
足もペディキュアというのもあるようで、つくづく女性というのはお金がかかるもの何だと思います。
しかし、その足にするペディキュアですが、そんなおしゃれをする以前に「巻き爪」という爪が巻いて変形してしまっている状態を解消するほうが大事です。
皆さんの足は大丈夫でしょうか?
弯曲爪とは
弯曲爪とは湾曲した爪のことですので一般的には巻き爪と同意語と思っていただいも構いません。
巻き爪(湾曲爪)と一口に言っても痛みの出方や巻き方もいくつかのタイプがあります。
◆ホッチキス型 半ホッチキス型
◆トランペット型
◆半月型
◆ピンサー型
◆ストロー型
などの5種類があります。
年齢、足の形、体重、歩き方、靴などによって形が変わってきます。特にピンサー型などは大柄の方が多い印象があります。
ストロー型は何度も爪の再度をカットしてしまい爪全体の形がストローのように筒状になったという人が多いです。
体重は平均的ですらっとしているのに爪だけは根元からしっかり巻いていて、見た瞬間、「あちゃーっ」という気持ちになります。
あなたはどのタイプの爪でしょうか?
巻き爪になってしまう原因は
巻き爪や陥入爪になってしまう原因は
靴、歩き方、爪の切り方、皮膚の傷 などが主な原因になります。
爪はケラチンというたんぱく質で出来ていて皮膚の一部が角質化したものです。爪の根元にある爪母というところで爪が作られ前方に伸びていきます。
その際にハイヒールなどの先の細い靴などで外側から強く圧がかかると、爪が巻いてしまったり、その巻いた爪が皮膚を傷つけたりします。
そこで、爪が巻いて痛みがあるからと言って、深爪をすると、下の組織が盛り上がってきて爪の伸び方が変わったり、厚みが出てきます。
斜めに切ってしまった場合でもその瞬間は痛みから解放された感じがします。
しかし、斜めに切ることで下の組織が持ち上がり、少しでも爪が伸びることで爪が皮膚に刺刺さってしまうことで痛み、細菌が入り込んで炎症から腫れてしまい陥入爪になってしまうのです。
有効な対策は?
今は様々な巻き爪矯正などのグッズや治療法などがあります。しかし、そのような方法だけで巻き爪は完治しません。
矯正をして痛みがなくなったら、正しい爪の切り方や歩き方などを実践する必要があります。
しかし、今すでに痛みがでてこの痛みを何とかしたいという方がほとんどでしょうからまずは自宅でできる簡単な方法をご紹介しましょう。
「コットンパッキング」というやり方はよく知られていて、別のブログでも紹介したので今回は、「テーピング法」をご紹介します。
a:爪の溝にテープの短い方の端を固定し、爪から足趾を離すよう引っ張りながららせん状に巻く、爪の巻き状態に応じ反対側も同様にテーピングする。強く巻きすぎに注意する。b:2.5cm幅のテープを足趾の太さに応じて4から5㎝にカットし上部1/3に爪の幅に切り込みを入れ、切れ込みから爪を出すように矢印方向にテープを伸ばしながら貼付する。爪ゾンデでなどでテープを爪の溝に入れ込んで爪を露出させる。
出典:フットケアと足病変治療ガイドブック 医学書院
病院では0か100か!?
巻き爪の処置に来られる方に以前どこで処置を受けていたのか聞いた際に、半数は病院と言われます。
病院での処置は大きく分けて経過観察か手術です。経過観察とは爪の周りを消毒をしたり、軟膏を塗るだけで爪をまっすぐ切る様に指導されるが、それ以上は何もしてくれないという感じです。
痛みがあるのに処置をしてくれないというのもよどうかと思いますが、今度は少しひどくなった場合は 爪を剥がすか、手術をするという選択を迫られます。
手術はほとんどがフェノール式と言われる巻いている爪を根元までハサミでカットしてその後、綿棒で爪母に爪が生えてこないように専用の薬を塗りこみます。
保険が利くので安くできますが、術中が痛く、その後も包帯をぐるぐる巻きで生活しないといけないので靴を履くことが出来ない、仕事に支障が出てしまうというお声も聞きます。
このことから、病院にもよりますが処置にここまでの落差が出てしまうのです。ちょうど、その間くらいのものがあればちょうどいい気がしますよね?
品川足改善センターではどうするか?
当センターでは巻き爪や陥入爪を手術ではなく、矯正器具を使って矯正していきます。 小さなフックを引っ掛けて持ち上げていく矯正なので痛みも最小限で器具を付けたまま生活ができます。
詳しい原理はこちらから。
https://makizumekun.com/2018/12/makidume-kansou/
最後に
足は私たちの体の土台でもあります。そこが巻き爪や陥入爪などの爪のトラブル一つで歩き方が変わっていしまいます。
それが膝や腰の負担になり痛みが出現してくるなど悪循環になってしまっている方もいらっしゃいます。
爪のトラブルを解消するだけで上記の疾患の解消にもつながりますので是非、今悩んでいる方は一刻も早く足の問題と向き合って解消できるように動いていただければと思います。もしそのお手伝いができれば幸いです。