重複爪は放置してしまうと危ない!重複爪についてとケアについて

重複爪は放置してしまうと危ない!重複爪についてとケアについて

重複爪とは

重複爪は、別の名前で肥厚爪と呼び、名前の通り爪が厚くなる状態です。その中でも2つのタイプがあり1つは爪が上に重なって厚くなっている「厚硬爪甲(こうこうそうこう)」と呼ばれるタイプ。

もう1つは爪の下の角質が増殖して厚くなっていく「爪甲下角質増殖(そうこうかかくしつぞうしょく)」と呼ばれるタイプです。

厚硬爪甲は主に足の第一指(親指)の爪に症状が現れます。爪甲下角質増殖は第一指以外の指にも起こります。

重複爪になる原因

・厚硬爪甲

厚硬爪甲の原因は事故や怪我などの外傷により、爪甲に覆われている軟部組織が露出し重力による圧がかかると軟部組織が盛り上がってきます。ただ一般的に多い原因とされているのは深爪です。

深爪の状態にしてしまうと外傷と同様、指先で覆われている指先の軟部繊維が露出します。その状態で歩行やランニングを続けていると地面から受ける上向きの圧力によって、軟部繊維が盛り上がっていきその下から新しい爪が生えていき、重複爪になってしまいます。

・爪甲下角質増殖

爪甲下角質増殖は爪水虫からなってしまうことが多い状態です。爪水虫は、痒みはないのですが初期症状としては爪の表面が黄色などに変色して、爪の表面のでこぼこが目立つようになります。

その後、爪が白くなり、厚くなって空洞になることもあります。その状態を放置してしまうと爪の下の角質がどんどん厚くなり、爪がもろくなって砕けやすくなります。

また、外反母趾やハンマートゥになってしまっていると立位や歩行時、ランニング時に地面に強く接し、下から圧迫が強くなり、指先の先端部分の皮膚が角化して硬くなり、爪も厚くなります。

重複爪の症状

・厚くなって固くなり変色して爪が浮いてしまう

・巻いて固くなって痛みまで発症する

他にも色々症状がありますが放置しておくと酷くなっていくのでしっかりケアをしていきましょう

重複爪にならない為に

爪は外からと内からのケアをしっかりする必要があります。外からの衝撃や乾燥は日頃のケアと靴選びで解消できます。内側のケアとしては栄養、特にタンパク質、それ以外にもミネラルが必要です。

亜鉛、カルシウムを摂取することが難しいようであればサプリメントなどで補いましょう。重複爪になると改善するまで時間がかかるので最低1年から2年くらいで徐々に爪が変わってくるのでそれまで気長にケアをしながら経過をみていきましょう。

品川足改善センターの施術

重複爪はまずは状態をみて形を整えることから開始していきます。ただ重複爪は処置ができたからといってすぐに改善されるわけではありません。

まずは重なっている爪の状態や皮膚の状態、Ⅱ型糖尿病などの持病の有無を確認していきます。

特に問題がない場合は施術を始めていきます。 重複爪の中でも約半分くらいの割合で巻き爪や巻き爪予備軍の方がいらっしゃいます。

そのような場合はワイヤー矯正をおすすめしており、巻き爪の痛みがある場合はワイヤー装着後には嘘のように痛みから解放されます。 

巻き爪がない場合も表面の厚みをグラインダーという爪の表面を削る機材で削っていき重なっている爪を取りやすくしていきます。

大体片足30分程度で終わります。

※時間が足りなかった場合は後日もう一度来院して頂くケースもございます。

まとめ

重複爪は状態によっては改善まですごく時間がかかる症状であり新しい爪に生え変わるまでは油断出来ません。ただ放置しておくと悪化していく一方で巻いてしまうと痛みが激しく伴い歩行が困難になるケースもあります。

症状が悪化してしまうとそれだけ治療も難しくなるので気になれば早めに品川足改善センターに来店していただければしっかりと対応し改善まで導きます。一緒に頑張っていきましょう!