一度なると治らない!?腓骨筋腱脱臼について

一度なると治らない!?腓骨筋腱脱臼について

サッカーやバスケット等のスポーツで急に切り返す際の強く踏ん張る動作や捻挫のように足首を強くひねってしまうことで起きてしまう疾患が腓骨筋腱脱臼です

●コクコクと音がなって腱が動く

●外くるぶし辺りに痛みが続いている

●手術をしたのに腫れや痛みが続いている

といった腓骨筋腱脱臼でお悩みの方に一般的な治療法と品川足改善センターの考え方についてお伝えします。

この記事を読まれることで腓骨筋腱脱臼でお悩みの方のお手伝いができれば幸いです。

腓骨筋腱脱臼とは

腓骨筋は主な作用としては足首を伸ばす・足首を外へ反らす動きになります。

長腓骨筋・短腓骨筋・第三腓骨筋と3種ありますが、このうち長・短腓骨筋は膝から下の外側に付いている筋肉です。どちらの筋肉も足首の上辺りから筋肉から腱になり外くるぶしの後ろ側を通って中足骨まで走行しています。

この2つの腱の部分を腓骨筋腱といい腓骨筋腱支帯によって外くるぶしの後ろ側に留められています。

バスケットやサッカー等で強く踏み込んだり捻ったりした時に急激に腓骨筋腱が収縮し、腓骨筋腱支帯が断裂してしまい腓骨筋腱が外くるぶしを乗り越えてしまいます。

足首を曲げると外くるぶしに引っかかり様な違和感がでたり「コクッ」と小さな音がして腱がくるぶしの上を動きます。重度の場合は強い痛みや腫れも起こります。

一般的な治療法

保存療法か手術になりますが、初めてや早期に受診されると保存療法を行います。脱臼を繰り返したり、脱臼が重度の場合は手術となります。

●保存療法

脱臼した腱を元の場所に整復しギプスで固定します。一般的に4~6週間と言われています。その後はリハビリを行いスポーツへの復帰を行いますが再発し脱臼を繰り返すことも多いです。その場合は手術を行います。

●手術

一般的には断裂した腓骨筋腱支帯を外くるぶしに縫い付ける手術を行います。多くのバリエーションがあり大きく切開する場合もあります。

数日間の入院になりますが、術後翌日からリハビリを始めます。数週間ギプスで固定しますがスポーツでの復帰には12週以上の期間が掛かります。リハビリを続けても違和感や足首の可動域の低下などが残る方もいます。

腓骨筋腱脱臼の痛みが続く方へ

病院での治療で腱の脱臼は治り構造的には問題ないのに痛みや違和感が残ると訴える方は多いです。

こういった方は体の使い方や体のバランスを崩している方です。元々足関節が固い・股関節の動きに癖がある・重心がどちらかの足に偏っているなど体に歪みや癖があると患部に負担がかかり続けるのです。

特にスポーツをされている方は左右で切り返す際にやりにくい方がある等の癖がある方は骨格的な歪みや体の使い方の癖がある可能性が高いです。

痛みが続いたり、激しい運動をすると痛みが出たり再発してしまう場合は、体全体の歪みや動かし方を検査していく必要があるのです。

品川足改善センターの考え方

当店では痛みの部位はもちろん体全体の状態を把握します。そうすることで根本的な原因を探ることができます。痛みが続きなかなか良くならない方は痛みのある部位に原因が無いことが多いのです。

特にスポーツでは利き足や右利き左利きなどで特定の動き多くなります。体で良く使う側と使わない側が出てしまい歪み、血液循環の低下に繋がり回復力が低下します。

トントン整体法とは

独自の検査法とトントン整体法により根本原因を見つけ出し、体全体にトントンとやさしい刺激を入れることで血液循環上げ回復力を高めます。動かなかった関節や固まって癖づいた筋肉が正しく働きだし体のバランスが整うためいち早く良くすることができるのです。

最後に

腓骨筋腱脱臼は保存療法でも再発したり、せっかく手術したのに元のように動かないといったお悩みをお持ちの方は非常に多いです。

これを読まれた方が日常生活で問題なくさらに運動も思いっきり楽しめるようになれると嬉しいです。

腓骨筋腱脱臼でお悩みの方はお早めに当店にご相談ください。