足の痛みが出て、気が付くと土踏まずの部分がなくなって、偏平足になっている方や、ふと足の裏を見てみるともしかして、自分の足が偏平足ではとお思いの方も多いと思います。
その偏平足は、放っておくと体の色々な症状の原因となる恐ろしい症状の始まりかもしれません。
これから詳しく書いていくので、是非最後まで目を通してください。
偏平足とは
人の足には、縦と横にアーチがあります。
このアーチのうち特に、親指側の内側の縦アーチが土踏まずの部分になり、崩れてしまうと偏平足になります。
偏平足になると、必然的に足の周辺の負担が増えて、足底の痛みや外反母趾や巻き爪といった足の症状に繋がってきます。
足底は、人間が地面に接地している唯一の箇所になる為、ココが上手く機能を果たせなくなると、体重の負荷を分散できずに、膝や股関節や腰といった他の部位にもひずみが出てくる可能性があります。
原因
そもそも6歳ころに足のアーチを形成する骨が形成され、10歳ころに足の骨が出来上がります。
その為、幼少の頃は、偏平足である事が当然になります。
土踏まずは、舟状骨という骨と密接にかかわっています。
舟状骨は、土踏まずの真上にある骨で、縦のアーチの頂点の部分にある骨になります。
この骨が、足底側に落ちてしまうことで、アーチが崩れる為偏平足になります。
そして、この舟状骨には、足底の筋肉や前脛骨筋・後脛骨筋といった筋が付着しています。
これらの筋がしっかりと機能する事で、舟状骨が引き上げられます。
また、足底の筋が舟状骨を真下から支えることで、舟状骨が縦アーチの頂点に位置し、土踏まずが形成されます。
その為、足底の筋や前脛骨筋や後脛骨筋といった下腿の筋が、運動不足で、足底の筋が弱化する事で、舟状骨が下がってしまい、偏平足になってしまいます。
歩き方が悪いと、足底の筋が上手く機能せず、アーチが崩れてしまい、偏平足の原因になってきます。また、体重増加も足により負担がかかってくる為偏平足の原因になります。
成人してから加齢ととともに徐々に偏平足になってきたという方が、筋力の弱化で起こっている典型的な方になる為、そのまま放置しておくと足や全身の症状と結びつく事がかなり考えられるため要注意です。
反対に、足底の筋が発達しすぎて、舟状骨周辺が盛り上がってしまい偏平足になる事もあるが、これは、筋が発達しすぎで起きている為、体にとってはそこまで問題になってきません。
病院では
なかなか偏平足だけで、他に自覚症状がない時点で治療を受けることは少ないと思われます。
そして、偏平足と密接につながっているのが、外反母趾や足底の痛みが出る足底筋膜炎といった症状で病院に行く事が考えられます。
これらでは、病院では、痛み止めの鎮痛剤の薬を処方されることが考えられる。
それ以外では、手術以外に病院では、処置の方法はあまりありません。
手術は、外反母趾の変形の進行が強く他に手立てがない場合に、出っ張ってる骨を切り取る骨切り術という方法で行います。
しかし、偏平足の部分よりも先の骨を切り取るという方法の為、偏平足がよくなるかというと難しいです。
セルフケア
インソール
偏平足で、土踏まずがない状態で歩くよりも、インソールを使用して、土踏まずや足のアーチが再現されることで、足の負担が軽減されて、足の症状の進行を抑えます。
タオルギャザー
足指でタオルを掴むようにする事で、足底の筋が鍛えられて、足のアーチが少しずつ機能して、足底の筋がしっかり機能されることで偏平足が少しずつ解消されてきます。
当店では
偏平足でお悩みの方や、偏平足から足の症状が出てきた方は、しっかりと施術を行います。
当店では、土踏まずを直接施術するというよりも、まずは、全身を検査して、どこが原因となって、偏平足やそこから足の症状がでているのかを詳しく診ます。
なぜなら、症状や痛みというのは、症状がでる箇所自体に原因がなくて、他の部位の足底の筋や下腿の筋と密接にかかわっていたり、それらの神経は腰から来ているから骨盤周辺や腰を整える事で、根本的な原因から良くなっていくからです。
根本的な部位を施術する事で、整えていくのと共に、当店では、歩行指導も行います。
歩き方が良くなることで、足底の筋が上手く使えるようになり、アーチが機能して根本的に偏平足がよくなっていきます。
このように、当店では、施術と歩行指導をすることで、根本的に偏平足をよくして、足の状態を良くしていきます。
最後に
偏平足の方、そこから足の痛みが強くなってお困りの方も多いと思います。
当店では、同じような悩みで来店されて、良くなられた方をたくさん診てきました。
色々とお悩みはあると思いますが、まずは、当店でお悩みをお聞かせください。
当店では、まずは皆様のお悩みを詳しく聞きます。
そして、どこが原因で今の症状が出ているのかを丁寧に検査をして、説明します。
無理に施術をすすめたりもしないので、ご安心下さい。
まずは、お悩みをお聞かせください。
