ずっと続く!?長母趾屈筋腱炎でお悩みの方へ

ずっと続く!?長母趾屈筋腱炎でお悩みの方へ

●クラシックバレエで爪先立ちすると足首が痛い

●レッスン中に内くるぶしの後が痛い

●足の親指を反らせると足首後がコキッと鳴る

と言った足のトラブルでお悩みの方は、長母趾屈筋腱炎かもしれません。
バレエ・ダンスやサッカーでは足のトラブルはつきものですが、我慢して放置していては危険です。

今回はルルべを繰り返すと痛みが走る、内くるぶし後の痛みがなかなか治らないと言ったお悩みの方に長母趾屈筋腱炎の一般的な症状、原因、治療法、品川足改善センターの考え方についてお伝えします。

長母趾屈筋腱炎とは

クラシックバレエやダンスなどの女性ダンサーに多く、股関節の外旋と踵を上げる動作を続けることで起こりやすくなります。

バレエのルルベのように足の親指を曲げたり、爪先立ちをすると内くるぶしの後側に痛みが出ます。酷くなると親指を動かすたびに腱鞘炎のような強い痛みや、コキコキと音が鳴りスムーズに動かないばね指のような症状が現れます。

同じような症状で三角骨障害があり、長母趾屈筋腱が隣を通っているので長母趾屈筋腱炎を併発することもあります。

長母趾屈筋腱炎の原因

長母趾屈筋は主な働きとしては足の親指を曲げる、足の内反、足関節の底屈があります。筋肉の走行は腓骨後面から始まり筋肉から腱になり、内くるぶし後面を通って親指まで続いています。

内くるぶし後面で腱が腱鞘というトンネルの中を通りますが、腱鞘は90度曲がりながらつま先のほうに向かっており過度に使いすぎると負担がかかり炎症を起こします。炎症が起こると腱自体が腫れてしまいのすで、腱鞘との間に摩擦が起きてしまい動かすたびに音や痛みが出ます。

痛みの出る原因としては基本的には使いすぎと言われています。特にバレエでは踵を高く上げるルルベを繰り返し行うことで起こります。

一般的な治療法

長母趾屈筋腱炎の治療法としては保存療法がメインになります。患部の状態を確認するためにレントゲンやMRIといった画像検査と炎症を抑える薬・痛み止めを処方し、患部に負担の掛からないようにします。

症状の改善が見られなければ手術を行い、手首の腱鞘炎と同じように腱鞘を切開します。入院は2週間程度でその後は患部を温める温熱療法や電気治療、マッサージ等のリハビリを行います。

品川足改善センターの考え方

長母趾屈筋腱炎の痛みが長引いたり・痛みが戻ってしまう場合、長母趾屈筋腱自体では無く他の部位に原因があることがほとんどです。

特にバレエでルルベをする場合は足関節や膝、股間節、骨盤、脊柱などの骨格的な動きとそれに付着する筋肉の動きが大切になります。バレエは決められた動きに自分の体を合わせなければならず体に負担がかかりやすいので、体全体の連動がとても大切になります。

品川足改善センターでは体全体を把握して原因を突き止め施術することで長母趾屈筋腱炎をいち早く良くすることができるのです。

トントン整体法とは

当店独自のトントン整体法は体をトントンと軽く叩くことで全身の血液循環を上げます。そうすることで自身の体の回復力を高め全身のバランスが整い足への負担が軽減されるのです。

足関節や股間節、骨盤は連動して動いていますし、筋肉の繋がりは全身に関係があります。足には長母趾屈筋の他にも腓腹筋腸・ヒラメ筋などの筋肉も付着していますし、脛靭帯・大腿二頭筋は骨盤股関節に付着しています。このように全身が連動しているのです。

長母趾屈筋腱炎でも股関節や骨盤等全身を検査し、異常があれば施術する必要があるのです。

最後に

長母趾屈筋腱炎は放置しているといつまでも良くなりませんし、親指や足首が動きにくくなります。バレエでルルベの時に痛みが出たり、ダンス・サッカー等のスポーツや日常生活でも痛くなるかもと考えると気が滅入りますよね。

長母趾屈筋腱炎の痛みは適切な施術で早く良くすることができます。

長母趾屈筋腱炎でお悩みの方はお気軽にご相談ください。