そのまま放置しておくと全身の痛みの原因にもなる事もある恐ろしい内反小趾

そのまま放置しておくと全身の痛みの原因にもなる事もある恐ろしい内反小趾

あまり注目されないですが、実は体の痛みと密接にかかわってくる内反小趾。
色々と体の症状が進行する前に改善しましょう!

内反小趾とは

小指が親指側に変形をして、変形が進行するにつれて痛みが強くなってきます。


内反小趾だけの症状の方は少なく、外反母趾と併発している方がほとんどなんです。
内反小趾になる方の9割以上が女性ですが、男性にも内反小趾の方はいるんです。
痛みがないと特に内反小趾になっていることも自覚せずに、過ごしてしまう為実は、
内反小趾に自分もなっていたという方も、割と多くおられますよ。

この内反小趾ですが、実は馬鹿に出来ない症状です。
内反小趾になる事で、うまく足が安定しない為、体の姿勢が悪くなり、他の部位に影響してきます。
太ももや股関節・腰といった箇所に負担がかかり痛くなったり、そこから更に進行して、首が痛くなったり頭痛が出たりと全身に影響する事も多々あります。

また、内反小趾から外反母趾になって、そこから足底が痛くなったり足の症状も進行していきます。
これらの事を考えると放っておくと恐ろしい症状ですよね。

どうなったら内反小趾かというと一般的に、小指の角度は、10度未満が正常です。10度から20度未満が軽度、20度から30度未満が中度、30度以上で、重度の内反小趾と見た目で判断は出来ます。

皆さんの小指はどうなっていますか?

内反小趾の原因は?

外的要因と内的要因の2種類に分かれます。

外的要因

履いてる靴や靴下ストッキングがサイズや形状があってない事で起こる。
靴では、ヒールやパンプスや革靴それと安全靴の様な足に負担がかかる靴を履いたり、サイズが合ってない靴をずっと履くことで、起こります。
また、これが割と多いのですが、靴下やストッキングでは、小指がずっと引っかかるような履き方をする事で小指が親指側に引っ張られる状態になり内反小趾の原因になります。


これらが、外的要因です。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

内的要因

歩き方や重心のかかり方立ち方といった体の使い方と、足裏の筋の弱化によって起こってきます。
体の使い方では、主に重心が親指にかからずに、小指にかかりっぱなしになる事で、足のアーチが上手く機能しなくなり、内反小趾の原因になってきます。
また、足裏の筋の弱化は、歩いたり走ったりする事が少なくなることで、足裏のアーチがなくなり、筋力も弱くなってしまうことで、うまく足のバランスを保てずに、内反小趾の原因になる事で起こります。
このように、足のアーチと内反小趾は密接に関係しています。


この写真の様に横のアーチと縦の2つのアーチがうまく機能する事で、足がいい状態ですごせるのですが、アーチが崩れることで色々な弊害が出て来てしまいます。
 

一般的な施術法

病院では、痛み止めを処方して、それでも変化なければ、靴底に敷く足底板を作成します。
それでもなかなか痛みが改善しなければ、外科的手術を行います。
骨切り術といわれる手術で、出っ張ってる部分の骨を切って、骨をそこからボルト等でつなぎ合わせる手術を行います。

それにより、出っ張りを抑えるという手術になります。
手術をすることで、出っ張りが改善されることで、痛みも軽減されます。
ただ、根本的に小指が曲がってくる原因は、解消されていない為、また変形して痛みがでてくる事もあります。

普段できる事として

①靴・靴下などの履物の見直し

靴のサイズが適していないのを履いている方が多いので、特に内反小趾になる方は、小さめの靴を履いてる事が多いので、ある程度指に遊びがあるサイズの靴を選ぶこと。
また、靴下やストッキングが小指を引っ張ってしまう事が多くあるので、お勧めは、5本指の靴下を履くことがおすすめです。

②インソール

自分の足にフィットしたインソールを使用する事で、足裏のアーチがより機能して、小指にかかる負担が軽減されます。
市販でもインソールは沢山ある為、自分の足にフィットしたインソールを見つけることが大切になります。

③タオルギャザー

家で出来るトレーニングとして、このタオルギャザーが上げられます。


写真の様に、指で、タオルを掴むことで、少しずつ趾が機能して筋バランスがよくなり、足のアーチも少しずつ機能する為、歩く際の小指の負担が減り痛みが軽減されます。

これらの事をしても、なかなか小指の痛みが軽減しない方は、一度診療所でご相談下さい。

当店では

内反小趾は、小指に負担がかかる事でおこる疾患です。
小指に負担がかかる原因特に、先ほど挙げた内的要因から来ている方は、足の使い方や筋の弱化によってアーチが崩れることが原因となって起こっています。
その為、根本的によくするするためには、小指だけでなく、アーチが崩れる原因となる足のバランスを良くするように施術する必要があります。

痛い側の足バランスだけでなく、意外と反対側の股関節や足首など様々な箇所が原因だったりすることもあります。
その為、当店では、痛みがでている小指だけでなく、全身を詳しく検査します。

また、歩行や体の使い方といった癖を指導して、それらの問題が解消されることで、足のアーチが上手く機能してきます。
それにより、小指にかかる負担が減り、より早期に症状が緩和する事ができます。

最後に

なかなか内反小趾の症状をどこで良くしたらいいのか分からない方も多いと思います。
病院で、手術と言われて、良くしたいが、なかなかそこまで踏み込めない方もおられると思います。
そのような方は、当店にお任せ下さい。
まずは、詳しくお悩みを伺います。
そして、どのように内反小趾を良くしていくのかという話を詳しく説明させていただきます。

当店は、内反小趾でお悩みの方をたくさん見てきました。

そして、施術する事で、たくさんの方の痛みを軽減してきました。
どこで、内反小趾の相談をしたらいいのかお悩みの方は、まずは、お気軽にご相談ください。