巻き爪よりたちが悪い!? 陥入爪について

巻き爪よりたちが悪い!? 陥入爪について

歩いているだけでも痛くて歩くのさえ億劫になってしまう「陥入爪」という爪の病変をご存じでしょうか?

通常の巻き爪は爪が巻いて皮膚を圧迫してしまい痛みが出たり、腫れたりします。

しかし陥入爪は似ていますが、両サイドまたは片方の爪の側面が皮膚に入り込んでそこが腫れてしまい場合によっては出血を伴うこともあります。

このような爪の疾患に罹ってしまうと

「仕事終わった後の靴下に血がついている」
「歩くのも億劫になるほど痛みがある」
「親指を無意識に上げる癖がついてしまった」

など日常生活に支障が出てしまいます。

ここでは陥入爪になっていまう原因と対処法をご紹介します。

陥入爪についてもっと詳しく

陥入爪は幼児から高齢者までのどの年齢でも見られます。

名前の通り「陥る(おちいる)爪」です。具体的に言うと爪の先端、爪の両側の溝にもぐりこみ、爪が伸びることが出来なくなるという厄介な事態に陥ります。

このような爪の変形が起こると、爪が陥入したところに細菌がはってしまいます。

赤くはれてひどい痛みが生じたり、膿がたまったり、激痛のために歩けなくなることもあります。

このように陥入爪が激しい痛みや化膿、炎症を起こすのは爪の角がトゲのようになって肉に突き刺さってしまうからです。

以下の三つの写真は陥入爪です。

フットケアと足病変治療ガイドブック 医学書院 参照

循環に陥り、益々ひどくなる

陥入爪で一番厄介なのが爪の食い込みや痛みがあること深爪をしてしまうことです。
これが悪循環の始まりで地獄の片道切符になります。深爪した当初は確かに痛みは消失したかのように見えます。

しかし爪が切り取られた部分の皮膚は圧迫がなくなるとさらに盛り上がります。

結果的に爪と皮膚の溝である(爪縁)がさらに陥入し、炎症が起こる様になります。

すると、再び痛みから逃れようとさらに深爪をしてしまいます。しかし深爪をしても皮膚に食い込んでしまった爪の縁はトゲのように残っているため深爪をしても痛みは消えないという状態になってしまいます。

巻き爪センターに施術を受けに来る方の中には「いつも深爪をして何とかなっていたけど、今回はそれをしても痛みが取れなかったから来た。」と言われますが、まさに悪循環の結果なのです。

深爪をして陥入爪を繰り返していると、次第に爪が横に湾曲して巻き爪になる事もあります。こうなるとよくなるまで時間がかかるなど困難を極めます。

自分でできる簡単対処法

陥入爪の初期であれば「コットンパッキング」という自宅でできる処置ほうがあります。

初期とは爪が食い込んできて切りたくなったタイミングくらいと思ってください。

やり方は先のとがったピンセットを用いて、爪の角に米粒くらいの大きさの丸めた綿を詰めます。

丸めた綿が爪の圧迫を軽減するので痛みが緩和するので深爪をしてしまう気持ちも解消されるので悪循環をストップすることもできます。


フットケアと足病変治療ガイドブック 医学書院 参照

ただ、巻きが強かったり、出血を伴う状態では対応出来ないので諦めて専門の病院や巻き爪矯正のサロンなどに相談してください。

品川足改善センターという選択肢がある!?

一般的に巻き爪や陥入爪といったらまずは「病院」で処置を受けるのが当たり前と思われていました。

しかし、昨今は病院ではなくても巻き爪や陥入爪などの爪の矯正や処置が出来るところが増えてきました。

病院だと手術や爪を抜くなどの処置が中心で痛みはなくなったとしても、包帯を巻かれたりするので靴が履けない、仕事にならないということもあるそうです。

そこでここ数年、巻き爪や陥入爪は病院ではなく整体院やサロンで処置をすることが出来るようになりました。

足改善センターに来られる9割以上の方が病院ではなくても対処できる爪でした。

過去に病院に行って処置をしてもらっても痛くて二度とやりたくない、靴が一定期間履けなかったので仕事に支障が出たなどの声も聞きます。

品川足改善センターは病院ではありませんので保険が使えませんが、痛みがあっても数十分後には軽減、人によっては消失します。ただし、定期的なワイヤーの掛け替えが必要になります。

一人で悩むくらいなら相談を

陥入爪は早期に対処することで回復までの期間や料金を最小限に抑えることが出来ます。 この記事を読んでコットンパッキングなどをして解消することが出来ることに越したことはありません。

しかし、それでは対応できないほどの爪の状態でしたら、一人で悩んでいないで品川足改善センターにお越しください。もっと早く来ればよかったと思われます。初めて来た方の大半は同じように言われます。

ワイヤーでの矯正だけではなく、歩き方、自宅ケアの方法などもお伝えすることで矯正後のアフターケアもできます。

いかがでしょうか。陥入爪という爪も正しい知識と対処法ですぐに解消することが出来ます。 一日でも早く、足のことを気にしないで生活ができることを祈っています。