リスフラン靭帯を損傷して困っている方必見です!!原因徹底解説

リスフラン靭帯を損傷して困っている方必見です!!原因徹底解説

 

そもそもリスフラン靭帯とは?

リスフラン靭帯とは、前足甲部のやや内側を斜めに走る細い靭帯で、足の甲の中心部にあって中足骨(指の骨)と立方骨、楔状骨(甲の骨)を繋ぐアーチ状の構造をした関節で、着地時など足に体重がかかったときに衝撃を和らげるクッションの役割を果たしている。

関節自体が動くことはほとんどなく、足を動かす上で非常に重要な関節であり、障害を負うと構造に異変が生じて衝撃を吸収できなくなり、中でもリスフラン関節に過度の負荷がかかってしまうことによって起こるのが『リスフラン関節靭帯損傷』です。

そもそもどうして起こるのか?

リスフラン靭帯損傷はつま先立ちで踏ん張るような形で体重がかかった時に受傷しやすい。なので突発的な捻挫が多いが、日常生活でも場合によって起こりうることもあるので、損傷の多い場面は以下の通りである。

特に多いスポーツ

マラソン、剣道、サッカー、スケート、テニス、バスケットなど多くの競技で発症することがある、スポーツをしていなくても、ハイヒールを長時間履いたり、重いものを持つだけでも発症してしまうこともあるので、誰にでも起こる可能性が高い捻挫でもある。

損傷の程度にもよるが、スポーツでの損傷で、ほっておくとひどくなる恐れもあるので、まずは専門機関に診てもらい、自己判断しないように気を付けていかないといけない。靭帯損傷はほっておくと伸びて戻らなくなることもあるのと、骨折をしているかのせいもあるので、レントゲンで骨が剥離していないか調べる事も重要で、何度も言うが自己判断は危険!!

もし損傷しまった時の対応

病院や治療機関に行けない場合などは、まずはRICE処置が大切で代表的である。
Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上) の4つで、もちろん4つとも大切で、特に腫れと痛みを軽減するために、損傷初期は冷却を20分行うと10分常温で休める。

ずっと冷却し続けると、治りにくくなるので、専用のアイシングの道具(アイシングバッグ)があれば使い、なければビニール袋を2重にして、アイシングを行う、中には20分アイシングして、40分から1時間常温で安静にするなどとも言われているの。

炎症を抑え痛みを軽減することが目的なので、炎症が引いてくるまで続けるのが理想、しかし時間がない方は、圧迫して挙上しておくことが良い、シップは沈痛消炎剤なので、痛みが緩和することはあるが、治すものではないので、炎症を抑えるのはアイシングがおすすめ!!

一般的にはどのような処置をするのか

病院でレントゲンを撮る事で診断する事が出来ることもあるが、
レントゲンは骨がメインなので靭帯が映らないのと、甲の真上からだと骨が重なり合っている為、リスフラン関節靭帯が見えず損傷しているか見逃しやすいので、実際は角度を変えるなどして撮影する。

レントゲンで骨が異常がないことで、リスフラン関節靭帯損傷の可能性があると判断されることが多い、あとはつま先たちなど、痛みの誘発テストで判断することもある。

処置は保存治療が基本で、まずは離れてしまった第一中足骨と第二中足骨をギブスで固定し、その後運動療法として、足のインソールを作り衝撃を少なくしながら歩行訓練をしていきます。

歩行訓練までは1ヶ月くらいかかり、その後症状が落ち着いてくるまでは2,3ヶ月かかると言われています。

当店ではどのようなアプローチをするのか

残念ながら損傷した靭帯を整体でつなぐことはできません。しかし、私たちは損傷してしまったリスフラン関節や靭帯に対して負担をかけないようにショパール関節や足関節の調整と姿勢と歩行の指導を行います。

そうすることで、日常の歩く・曲げる・止まるなどの足の動作時でリスフラン関節への負担を軽減するような処置を施していきます。また、リスフラン関節靭帯が付着している2つの骨を徒手による調整で開いてしまった骨を少しでも正しい位置にもっていくことで、回復が早まりますし、痛みの軽減につながると考えております。

場合によってはテーピングなどで保護しながら回復を早めることをします。但し、靭帯の断裂や骨折を伴った状態は対応が出来ませんので病院にご相談ください。

整体でも様々な施術法もありますが、当店では姿勢と体の正しい使い方を大事にしています。
もちろん外傷で痛めて仕方ないこともありますが、今後2度と起きないためには、正しい身体の使い方が出来れば、確実に再発予防になるからです。

まとめ

個々の体によって指導方法は変わってきます、ですから一人一人に合った指導法を実施していて、一概には言えないですが、一つ言えることは、怪我をしやすい方ほど、身体の癖が強く正しく使えていない場合が多い。

なので私たちが怪我をしにくいように、正しい姿勢と正しい使い方と現状どうなっているかを、細かく検査と施術を行い、怪我からの早期復帰と再発予防を行っていっています。

怪我の再発が多い方こそ、品川足改善センターで一度自身の身体をみてもらうことが、今後パフォーマンスを上げ、怪我の予防につながってきます。