半月板損傷による膝の痛みが長引いているあなたへ

半月板損傷による膝の痛みが長引いているあなたへ

膝の曲げ伸ばしで痛みが出たり、急に膝の関節が引っかかった感じがして痛みとともに動けなくなるなどの症状でお悩みのあなた、もしかしたらそれは「半月板損傷」かもしれませんよ?

一般的にはスポーツなどの怪我で起こる半月板損傷ですが、実は加齢に伴い半月板は劣化してくるので、激しい運動をしてなくてもちょっとしたことで半月板を痛め、半月板損傷になってしまう方もいます。

今回はそんなあなたのために、「半月板損傷」について詳しくお話して、少しでもあなたの膝の痛みの悩みを解決できるようにしていきますね!

半月板損傷とは?

・そもそも「半月板」の役割とは?
半月板というのは膝の関節(大腿骨と脛骨)にある軟骨です。内側と外側の両方にあり、膝にかかる体重などの負担を分散させたり、衝撃を吸収する役割があります。

また、この半月板は加齢に伴って徐々に軟骨のクッション性が低下し、そうすることで半月板が傷つきやすくなったり、痛みを生じやすくなってしまいます。

・半月板損傷の症状
半月板を損傷するとまずは痛みが生じ、膝を曲げたり伸ばしたりする際に膝の関節が引っかかるような感覚になることが多いです。また、状態によっては膝の曲げ伸ばしで「ゴキッ」というような異常な音が聞こえたり動かしづらくなてきます。

また、ひどい場合には膝に水が溜まってそれにより痛みがひどくなったり、ロッキングと言って急に膝が引っかかり激痛が走って動けないほどの痛みになってしまうこともあります。

半月板損傷の原因とは?

半月板損傷の原因には「外傷性」と「非外傷性」のものに分かれます。

「外傷性」
これは主に激しいスポーツや運動を行った際に痛めることを言います。特に体重がかかった状態で膝にひねりを加えるような動作で半月板損傷を起こしやすく、ほとんどの場合膝を支える靭帯である「前十字靭帯損傷」と合併して起こることが多いです。

また、半月板はクッション材の役割も果たしているため、ジャンプ動作からの着地、そこからのダッシュなどという動作が多いスポーツでは要注意です。

具体的にはバスケットボール、バレーボール、サッカー、テニス、スキーなどのスポーツをされている方は、半月板を損傷する原因の動きが多いので注意が必要です。

「非外傷性」
これは、半月板が加齢によって徐々に劣化してくるので、ちょっとした日常生活での動作で半月板を損傷してしまうもののことを言います。

具体的には40歳頃から徐々に半月板の水分量が低下してきてクッション性が低下してきたり、変性が起こってきたりします。そのため、スポーツのような激しい負荷がなくても日常生活の動きなどで半月板を痛めてしまうことがあります。

一般的な病院での治療方法

一般的な病院での治療法は「保存療法」と「手術療法」の二つに分かれます。この両者の治療法の区別は、一般的に半月板が損傷してできた傷の大きさによって区別されます。軽い傷の場合は「保存療法」、傷の大きさが1cmを超えるものは「手術療法」を選択される場合が多いです。

「保存療法」
保存療法ではまず安静。そして損傷部位の炎症を軽減するために抗炎症薬などの薬物療法を行いながら、関節の負担を軽減させるためのトレーニングやリハビリテーションなどを行って経過を観察していきます。

しかし、経過を観察していても膝の痛みやロッキングなどの症状がずっと続いてしまう場合には、手術療法に切り替えて痛みの軽減を図っていくことになります。

「手術療法」
手術療法には2種類あります。損傷した部分を切って取り除く「切除術」と、損傷した部分を縫い合わせる「縫合術」の二つです。両者はその損傷の場所や、傷の形などからどちらの方法で手術を行うのかを決定していきます。

現状、今の医療ではほとんどの場合は「切除術」が行われているようですが、関節のクッション材を取り除くことで、関節の骨に直接負荷がかかりやすいようになってしまうため、将来的に「変形性関節症」などの関節の病気を引き起こしやすくなります。

「変形性関節症」になってしまうと、膝が曲がりにくくなってしまったりとか、日常生活の動きで膝に痛みが出やすくなってしまい、生活の質が低下してしまうため、近年では「縫合術」が推奨されてきています。

もちろん年齢やスポーツをするかどうかも関係すると思いますが、「切除術」を勧められている場合は、その点も踏まえ手術を行うかどうか検討する必要があります。

・術後のリバビリ
手術をした後は、必ずリハビリが必要となります。だいたい1ヶ月くらいはギプス固定や安静などによって関節に負荷がかからないようにします。

その後も運動療法やトレーニングなどを行い、日常生活やスポーツ復帰を目指していきますが、「切除術」でも最低3ヶ月、「縫合術」でも最低6ヶ月は運動復帰することはできません。必ずリハビリをしっかり行い、また膝の痛みが再発しないような状態を作ってから復帰することが大切です。

品川足改善センターの施術

まず第一に、損傷がひどく明らかに手術が必要な場合は、当店での施術を受けてもよくはなりません。整体での施術を行っても、損傷している半月板の傷が治ったりすることはありません。

しかし、「保存療法」を行っているのになかなか痛みの軽減が見られない方、このような方は当店の施術によって痛みの軽減を図ることができます。

おさらいですが、半月板損傷は膝の関節に負荷がかかっている状態で膝にひねる動作が加わったり、もともと加齢などによって弱くなった半月板のせいでちょっといた動作で半月板の傷が入ることで起こります。

その部分を改善させるための薬物療法やトレーニング、リハビリなどを行うことも大切なのですが、それでも痛みが良くならないという方は、実は体全身の状態が悪いせいで、必要以上に膝に負担がかかっていることが根本的な原因にあるからです。

結局、体が歪んていたり、筋肉の使い方などのバランスが悪くなっていたりすると、体重の負担が片方の足にかかりやすくなったり、足首が硬くなることで膝に負担がかかりやすくなってきたりします。

そんな状態では、病院での保存療法を行っていても常に膝に負担がかかっている状態が続いているので、なかなか痛みがよくなっていかないことがあります。

そのため、品川足改善センターでは膝だけじゃない全身の体の状態、バランス、歪みなどを見ていき、全体的なバランスを整えることでそもそも膝に負担がかかりやすくなっていた根本的な状態を整えていきます。

そうすることがいち早く半月板損傷の痛みの軽減やスポーツ復帰した後の予防にもつながるのです!

なので、もしも保存療法でなかなかよくならず、病院から手術を勧められているという方は、まず一度、体全身のバランス、根本的な原因を整えることを行なってみるといいでしょう。

最後に

今回は半月板損傷についてお話ししていきました。

損傷が激しい場合は、確実に第一選択肢は病院での手術になってくると思います。しかし、「保存療法」を行って経過を観察しているのになかなか痛みが良くならず、病院の先生からは手術するかどうかを検討されているが、手術はしたくないというあなた。

そんなあなたは、全体的な体の状態のせいで膝の負担がなかなか軽減できてないせいと考えられるため、当店での施術をお勧めいたします。

「早く半月板の痛みをよくしたい」「早く良くしてスポーツを行いたい」という方はぜひお気軽にご相談くださいね!