ダイエットをしても、なぜか脚の太さだけ変わらない。また、太っているわけではないのに脚だけ太い。といったお悩みはありませんか?
実はその症状「膝下O脚」と呼ばれるO脚の一種かもしれません。そこで、膝下O脚について詳しく書いていこうと思います。
膝下O脚の特徴
O脚は日本人女性の7割が持っている脚の形と言われていますが、その中の2~3割が膝下O脚(XO脚)と言われています。両膝と両足首を出来るだけ近づけた際にふくらはぎに大きな隙間が出来るのが特徴です。
ほかにも、ふくらはぎが外に張っている、膝の上に余分なお肉が・・・、太股の前側がパンパンになっているといった体型の悩みがある人も膝下O脚の可能性大!
厄介なことに、膝下O脚の場合は痩せたり揉んだりしても上に書いたような症状は改善されません。膝下O脚は、腰と足首の関節や筋肉の柔軟性が大きく関わってくるので、そこを整えることが重要になってきます。
脚の役割
・歩く、走るなどの移動
・上半身を支える
・重心をコントロールしバランスをとる
脚の役割といってまず浮かぶのはやはり「移動」です。当たり前のように歩いたり走ったり、目的地にたどり着くために欠かせない動作です。
この「歩く」という一見シンプルな動きの中には、
着地時の衝撃を吸収
↓
砂利道・コンクリート・坂道など地面の状況に合わせる
↓
前に進む為にバネとしての役割
といった、しっかり前に進めるようにひとつひとつ細かい役割があります。
どんなにでこぼこな道や、坂道でも体は真っ直ぐを保っています。下り坂や上り坂でも体が真っ直ぐでいられるのは、足場の状況や体の傾きに合わせて足首の関節が柔軟に動き、筋肉を使って傾かないように支えているからです。
足の指は特にバランスを保っていられるように、親指は体を支えたり歩く時の馬力として、小指は体が横にぶれたり倒れたりしないように重心をコントロールしています。
このように体を支えている足関節の動きが悪くなったり、変形や筋力の低下によって体を支える為の正しい足の使い方ができなくなります。
すると、体はバランスを補うために無意識のうちに他の筋肉を使い始め、間違った筋肉によって補ったバランスはまた別の歪みを引き起こしそれが肩コリや腰痛などの不調へつながってしまうわけです。
正しい姿勢と膝下O脚の姿勢、違いは何か?
正しい姿勢で立っているとき、理想の重心の位置はどこにあるのでしょうか?
人の重心は仙骨(第2仙椎)のやや手前にあるのが正しいと言われています。
◎正面から見たとき
鼻 - へそ - 骨盤の中心 - 両膝の間の中心位置 - 両内くるぶしの間の中心が一直線
◎横から見たとき
みみたぶ - 肩 - 骨盤の外側 - 膝関節 - くるぶしが一直線
また、手の指先も同じ一直線上にある
モデルのような綺麗なラインを魅せる姿勢と、正しい姿勢は違います。
左右がバランスよく安定しているか、疲労しにくい姿勢であるか、体にとって一番負担が少ない状態か、という姿勢が理想です。
綺麗に見えればそれが正しい姿勢だ、と間違った姿勢をキープしようとしていませんか?
自分の姿勢は鏡で簡単にチェックできるので、一度見直してみましょう。
次に膝下O脚の人はどんな姿勢になってしまっているのか、チェックしてみましょう。
・足が内側に捻れ指先でふんばれず、重心が外側にある(靴底がいつも外側が減る)
・膝の内側 - 内くるぶしがくっつかない
・骨盤が後傾、もしくは前傾している(下っ腹がでる・反り腰など)
・膝が曲がっている(仰向けで寝た時に膝裏が床につかない)
・猫背
正しい重心の姿勢と比べると、おかしい場所が多いです。
足首の歪みをカバーする為に膝が歪んでしまい、膝の歪みをカバーする為に骨盤が歪んでしまう。このように1つの歪みを補うために体全体が歪んでいき、様々な症状や悩みが出てきてしまいます。
どのように改善させるのか?
膝下O脚は長年の足の歪みなどが原因で起こります。そのため、膝下O脚を改善させるために必要な事は、生活習慣や履いている靴の見直し、筋トレなどが必要になってきます。
筋トレで使い方を修正する部位は、骨盤や股関節、膝、足首、肩などです。また、症状がひどく即効性を求めるなら矯正用靴などグッズも併用します。
品川足改善センターでは、正しい筋肉の使い方や歩き方を改善する事によって本来使わないといけない筋肉をしっかり使っていただき、本来使わない筋肉の張りを緩めていく事で脚にある歪みを改善させていきます。
正常な脚の場合、足の指や足指の関節、土踏まずの部分はアーチ状になっています。しかし外反母趾や浮き指などがあるとうまく足の指に力が入りません。
O脚は脚の歪みが膝や腰、骨盤に伝わることで起こるため、骨盤を中心に左右の足に均等に体重がかかるようにバランスを整えるような施術を行なっていきます。
きれいな脚にするためにどうするのが良いのかわからない時は、品川足改善センターへ1度ご相談ください。