強剛母趾とは
骨の動きは骨と骨のつなぎ目にある関節を使って指や体を動かしています。関節が固くなるということはつまり、動きにくくなるということです。
さらに骨の表面には軟骨に覆われており軟骨の役割は関節の動きをスムーズに行う働きがあります。
強剛母子は足の親指の骨(基節骨)と骨(第一中足骨)の間の母趾中足趾節関節の軟骨が擦り減る状態、すなわち変形性関節症になるのが強剛母趾です。
強剛母趾の症状
親指の関節が隣の指にくっつくぐらい寄っており、関節部分に痛みや痺れが生じます。特に指を反らす動きをすると激痛が走ることが多い上に既に指が反ってしまっている方は常に痛みがあることが多いです。
重度になってくると指が動かない状況になり、中足骨や基節骨の母指に関与している骨がねじれた状態で固くなり、立ったり、靴を履くだけで痛みが生じることもあります。
なぜ強剛母趾になるのか
典型的なパターンとしては何年もハイヒールを履き続けて指を反り続けてしまう、大きすぎて合わない靴を履き続けること、歩行時に足の指が浮くような歩き方が癖になってしまっていることで指(母趾中足趾節関節)の痛みが発生して関節が固まり自分では動かせないような状態になってしまいます。
もう一つは足のアーチですが一般的には‘土踏まず’と呼ぶ所です。足のアーチは内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチがあります。
「強剛母趾とは」のところで説明した母趾中足骨、基節骨は内側縦アーチ、横アーチに関与し足が、いわゆる偏平足やハイアーチになると足裏の筋肉が固くなり骨のねじれが発症し痛みに変わり変形してしまい強剛母趾になってしまうこともあります。
強剛母趾にならない為に
まずは普段から自分に合う靴を履きましょう。購入される時は履いてみるだけではなく少し歩いてみて指が使えて歩いている感覚があるかどうかを確認してみてください。窮屈な感覚や痛みがある場合はやめておきましょう。
次はアーチです。アーチを作っていくにはまずは足裏の筋肉を緩めないといけません。
ゴルフボールを使って足裏を転がす
POINT 縦アーチから横アーチまでゆっくり転がしていきましょう。
※あまり強くしてしまうと筋膜を傷つけてしまい、筋肉が硬直状態になるので気持ちの良いくらいに転がしましょう。
タオルギャザー
POINT 動く指だけを使ってしてしまうことが多いので指全部を使ってできるように意識しましょう
指の運動
POINT 足でグーパーを繰り返すのですがタオルギャザー同様、動きにくい所がある中で全部を動くように意識しましょう。
放置して負担をかけ続けて悪化してしまう前にまずはしっかり予防をしましょう。
強剛母趾になってしまうと正直にお伝えしておくと形は頑張っても3割程度しか改善しないと思っておいてください。
品川足改善センターの施術
まずは強剛母指の中でも骨棘がある方は、外科的なアプローチをしないと解消するのは難しいです。
ただ私たちが対処できる強剛母指は中程度までの方であれば可能です。
品川足改善センターでは根本から、歩行、重心の位置、負担をかけている筋肉や骨を全身を通して診ていきます。
そして品川足改善センターならではのトントン療法という低刺激ですが身体の循環を良くして神経を活性化させて改善していく方法で施術していきます。
更にテーピングや運動指導、歩行指導もしっかりとし、日常から身体を変えて強剛母趾の痛みが再発しないお身体の状態を目指していきます。
まとめ
強剛母趾は重度になればなるほど改善が難しくなっていきます。だからこそ予防をしっかりして、不安であれば品川足改善センターにお越しください。
しっかりとサポートさせて頂きます。なってしまったとしても痛みは歩行、生活、身体の硬さなど原因をしっかり見極めて施術していくことで改善できるので諦めずに品川足改善センターへお越し下さい。